最近、受け取るHTMLメルマガやテキストメルマガに新しい傾向を感じるもの
がありません。
時代が進んでいるのにメールマーケティングを実践している会社が何も進化
していないという印象を受けます。
ただ、
スパムメールは、件名や差出人の点で相当の工夫がされています。企業の担
当者はスパムメールの件名を分析することをお勧めします。
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| メールマーケティング NEWS
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● トピック
┣米国企業の59%が8時間以上かかって返答メールを出す
● 徒然なるままに
┣A/BテスティングはROIをプラスにするのか?
■ スマートフォン、タブレット、PCに自動対応のCMS
下記のサイトをスマートフォンやタブレットで見て下さい。
http://joomla.as0.biz/
http://www.joomlajp.org/
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│問い合わせ先 【 吉田憲人 pubzine [AT] gmail [DOT] com 】
│発行元 http://www.mail-marketing.biz/
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●米国企業の59%が8時間以上かかって返答メールを出す
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米国企業 Kana Software, Inc.のレポートによると59%の米国企業がお客様か
らのお問い合せメールの返答に8時間以上経過してから返答メールを出してい
るという状況がわかったという。
多くのお客様は、直ぐにでも返答を求める傾向が強い。
42%のお客様は、まず、メールでお問い合せをする。続いて、36%が電話をか
けてお問い合せをする。
お客様の立場になって物事を考えると、その日の内に少なくともお問い合せ
メールに対する返答を期待する。できれば、2~3時間以内に返答メールを求
める。
2、3日後に返答メールを出すという会社が多いが、本当にそれで良いのだろ
うか。
良い印象を与えるには、通常の企業のメール対応よりも断然早いメールでの
返答が差別化になる。
あの会社はいつも直ぐにお問い合わせに答えてくれる!!
こんな口コミが広まればそれが売上に結びつく。カスタマーサポートはコス
トセンターという認識があるが、他社との差別化で差がつきやすい分野でも
ある。
■お客の印象を良くする返答メールの時間
2~3時間以内・・・・目立つ、驚く!好印象!!
当日以内・・・・・・まあまあ合格!好印象
明日まで・・・・・・通常の会社
2,3日後・・・・・印象が悪い!
小さな会社であればあるほど、返答メールは極力素早く返信する。
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●A/BテスティングはROIをプラスにするのか?
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メールマーケティングで良く耳にする手法にA/Bテスティングがあります。テ
キストメルマガでもHTMLメルマガでも出来る手法なのですが、これを行うた
めの準備とシステムが必要です。
ただ、
A/Bテスティングを行うためにはリストが大きくなければ出来ません。少なく
とも1万メールアドレスぐらいあるとその効果が分かりやすくなります。
米国企業Marketing Sharpaのレポート(2012年)では、38%の企業がROI効果
があったと報告しています。3%の企業がネガティブなROI効果を生んだといっ
ています。
問題は、大久の企業はまだA/Bテスティングを実践していないことです。
誰にでも簡単に出来るA/Bテスティングは、メールの件名の良し悪しを調べて
開封率の違いを調べるものです。
HTMLメルマガであると開封率が直ぐにわかります。
その時にメール配信システム側にA/Bテスティングが出来る仕組みがあるとメ
ール送信後のモニターが出来ます。
その結果を分析して次のメール配信に生かしていく事が出来るのです。
1万メールアドレスがあれば、こんなやり方で出来ます。
5000メールアドレスを使ってA/Bテスティングをします。A件名とB件名でそれ
ぞれ2500メールアドレスに送信します。3日後にどちらの件名が多く開封され
たかを調べます。
A件名の開封率が高ければ、残りの5000メールアドレスにA件名を使って送信
します。
やり方は至って簡単です。システム側でどれだけ詳しい結果レポートを作っ
てくれるかです。
A/Bテスティングの効果は、1000メールアドレスでもそれなりに状況を見るこ
とが出来るかもしれませんが、精度は落ちると思います。